2003年7月20日のダイヤ改正は、前回のダイヤでの問題点をカバーした改正になっています。
主な改正内容は、平日ダイヤでは大宮7時台発の新宿行き2本を新木場行きに変更、 川越発7時台の大崎行き2本を新木場行きに変更になりました。 また、金曜日には新宿22:59発赤羽行き、新宿23:50発川越行き、ほか上り列車1本を増発し、 金曜終電付近の混雑緩和を図りました。土休日ダイヤでは赤羽-大宮間で6往復増発しました。
これらの変更により、平日・土休日ともに東臨車運用に95運用が登場しました。
どちらも埼京線に乗り入れてくるのは朝の1往復(大宮まで乗り入れ)だけで、
それ以降はりんかい線内のみの運用です。
また、95運用が登場したことにより、 87運用(6両)と89運用(10両)は消滅しました。
このほか、りんかい線では日中がほぼ10分ヘッドになりました
(前回の改正では、大崎上り12時台を例に挙げると、
9.9.8.6.5.7.12.4分間隔で運転といった感じでとても利用しづらいダイヤでした)。
りんかい線自体は運用数・列車数共に数が減ったような気はしますが、
朝ラッシュ時間帯では10両の列車の増加、日中は先に述べたほぼ10分ヘッド化のため、効率の良い輸送が行えています。
運用番号は川越車が01〜57運用、東臨車が81〜93運用を使用している。 以下に内訳を示します(平日・土休日とも同じ)。
運用 | 出庫、備考 |
01〜39運用 | 川越電車区 |
41〜49運用 | 池袋運転区 |
51・53運用 | 大宮 |
55運用 | 新宿 |
57運用 | 大崎 |
81〜85運用 | りんかい線内運用(6両) |
91〜95運用 | 埼京線直通運用 |
今回の改正で登場した95運用。朝の1往復のみ埼京線に乗り入れてきます。
「795K 各駅停車 大宮」 (2003/7/23・与野本町)
朝の1往復のみ埼京線に乗り入れてくる95運用。