2005年1月11日の終電通過後に廃止となった長崎道踏切。
現役時代の長崎道踏切 (2003/4/4・長崎道踏切)
山手線に加え、埼京線・湘南新宿ラインなど多数の列車が通るため、
ラッシュ時の8時台は1時間のうち58分も開かないことがあった長崎道踏切。
また、豊島区の調査では1日のうち15時間51分も遮断機が下りていたとのこと。
タイミングが悪いと昼間でも5分以上待たされることもあった。
写真は、西武池袋線山手跨線橋架け替え工事が本格的に始まる前なので、周囲がすっきりとしている。
廃止された長崎道踏切 (2005/1/22・長崎道踏切)
1月11日の終電通過後に廃止となった長崎道踏切。
1903年の踏切設置から102年の歴史があった。
最後に通過したのは2439Gのトウ502編成であった。
また、長崎道踏切が廃止されたことで、
山手線の踏切は第二中里踏切(駒込−田端間)一箇所だけになった。
西武池袋線山手跨線橋の架け替え工事に伴い、踏切の上には鉄骨が組まれている。
長崎道立体横断施設「花のはし」 (2005/1/22・花のはし)
長崎道踏切の代替として設置された「花のはし」。
2003年10月から工事を開始し、2005年1月11日に完成した。総事業費は約10億1800万円。
1月11日の渡り初めから使用開始となった。
エレベータも用意されており、自転車をエレベータに持ち込むことも許されている。
「花のはし」から撮影した西武池袋線 (2005/1/22・花のはし)
西武池袋線山手跨線橋に並んで設置されたため、西武池袋線がこのように見ることが出来る。