2002年5月19日に行われた池袋駅立体交差化工事の様子、その後の様子を紹介する。
↑2002年5月18日(工事前日)の様子
↓2002年5月19日の工事後の様子
1・2番線ホームは2番線赤羽よりにポイントが設置されたことにより、 ホームの列車停車位置体が南側にずれた。
1・2番線ホームの赤羽より (2002/5/21)
埼京線の配線が大きく変わるっていることが確認できる。
2番線ホームの赤羽よりは0.5両分位が削られ、柵が設置された。
また、新しい下り線出発信号機が使用開始となった。
1・2番線ホームの新宿より (2002/5/21)
工事終了後は上に述べた2番線の赤羽よりが削れたため、
新設部分(屋根の形が違う部分)の使用が開始された。
大きな配線変更が実施される池袋駅北側の部分には多くの作業員が動員され、 工事を行っていた。
池袋大橋から見た池袋方 (2002/5/19)
すでに配線変更が完了し、架線を張る作業や、ケーブル設置作業が行われていた。
池袋大橋から見た池袋方 (2002/5/19)
すでに配線変更が完了し、架線を張る作業や、ケーブル設置作業が行われていた。
池袋大橋から見た池袋方 (2002/5/21)
工事後は埼京線が大きくS字を描くようになった。
立体交差化工事完了までの間、山手貨物線の田端よりは単線になる。 池袋−大塚間にポイントが設けられ、ここで複線から単線になる。
宮仲橋から見た山手貨物線 (2002/5/19)
16時頃の様子だが、単線になる箇所の線路敷設は完了していた。
ポイント部分には、安全側線も設けられている。
立体交差化工事により、池袋より元上り線と大塚より元下り線を結ぶ形で単線区間が形成される。
六ツ又歩道橋から見た山手貨物線 (2002/5/18)
工事前日の様子で、複線であるが、架線が斜めに1本追加されている。
工事後はバラストを詰めた白い袋のある部分の線路が結ばれる。
六ツ又歩道橋から見た山手貨物線 (2002/5/19)
元上り線と元下り線が繋がる。
工事中は埼京線が恵比寿−赤羽間で運休し、赤羽以北のみの運転となった。
また、湘南新宿ラインは東海道・横須賀線の列車は新宿発着に変更、
宇都宮・高崎線の列車は上野発着(一部大宮発着)に変更、
特急列車は運転区間を変更した。
埼京線運休区間のうち特に交通の便が悪くなる板橋・十条・赤羽の相互利用には、
国際興業バスによる代行バスが運行された。
板橋駅 (2002/5/19)
9時頃の板橋駅であるが、改札のシャッターが半分下ろされている。
また、ここまで人がいない駅前はなかなか見られない。
埼京線代行バス (2002/5/19)
板橋駅で出発を待つ埼京線代行バス。
国際興業バスの赤羽営業所所属のバス(最新鋭の6000型も含む)が使われた。
バスは全部で40台くらいが運用され、応援で他の営業所(練馬など)のバスも駆けつけた。
応援のバスには所属営業所を示す看板が掲出された。
これは、競艇・オートレースなどの応援輸送と同様である。
十条駅 (2002/5/19)
10時頃の十条駅。ホームには作業員が数名いる程度。
埼京線代行バス (2002/5/19)
赤羽駅に停車中の埼京線代行バス。
「71 各駅停車 赤羽」 (2002/5/19・赤羽)
赤羽到着後に折り返し線へ7番線を逆走する川5編成
「77 各駅停車 赤羽」 (2002/5/19・戸田)
埼京線は赤羽−恵比寿間で運休のため南行の赤羽行きが走る。川16編成。
「65 各駅停車 赤羽」 (2002/5/19・戸田)
埼京線は赤羽−恵比寿間で運休のため南行の赤羽行きが走る。川13編成。
「快速 小田原」 (2002/5/19・新宿)
湘南新宿ラインでは215系の快速が走る。NL-2編成。